天井からの水漏れ

北区上十条にお住いのオーナーY様より天井から水が滴り落ちてくるので見に来てほしいと突然連絡がありました。

不動産会社、〇〇ガスに見てもらったが、「原因がわからない」と言われ困っていると!!

早速、翌日にお伺いすると4畳半の室内天井からポタポタと、水が照明の隙間や壁をつたわって落ちてきています。

良く確認すると、2階部分はアパート賃貸でした。

オーナーY様に了解をもらい天井部分を開口させていただきました。

天井を開口すると水を沢山含んだ断熱材が落ちてきました。

2階アパート居住者様の了解をいただき台所・浴室・トイレ・洗濯機から水を流し排水からの漏れ確認をしましたが漏水箇所は見つからず。

玄関横の給湯器を点検すると給湯配管(銅管のピンホール)からお湯が噴き出しているのを発見しました。

ピンホールとは銅管に針程度の孔が開くことです。

オーナーY様に銅管のピンホール部分を確認してもらい、銅管ピンホール(孔が開いた)部分を切断しました。

銅管と継手の接続にはロウ付けを行います。ガストーチで約300℃程度まで加熱し接続部にロウを流し込みます。

給湯配管(銅管)の漏れが無いことを確認し無事完了です。

しばらく様子を見てもらい水漏れがなければ天井開口部の補修と水を吸った断熱材の入替えのお約束をさせて頂きました。

・・・・15日後・・・・

オーナーY様より給湯配管を直した後から水漏れはなくなったと連絡を頂き、天井開口部の補修をおこないました。

この際だから天井全体の断熱材の入替えと天井部分のクロス全体の張替えをしてほしいとの申し出を頂きました。

天井のボード(半分)を解体しロックウール断熱材の入替えを行いました。

既存のロックウール断熱材の厚みは55mmでしたが、厚み100mmのロックウール断熱材に入替えました。

石膏ボードで開口部をふさぎ、パテ(3回塗り)で隙間(ビス部分等)を埋めました。

*パテ埋め作業は塗装工事同様、クロスを貼る前の、表にでてこない重要な作業になります。

天井クロス張替えが完了

オーナーY様に最終確認して頂き、引き渡し完了です。

 

間取りの変更など大きな工事をしなくてもクロスを張り替えるだけで、新鮮な気持ちになります。

クロスは素材、色、柄も様々な種類から選ぶことができるので、お部屋の雰囲気もがらりと変えることができます。

 

住宅に関するお困りごとは湯プラスまでご相談いただければ幸いです。